たべものばかり

1年後に軽食喫茶を開業するまでの日記など

【塩分1g】に換算した時の調味料の重さ

☝※和風だし~コンソメは顆粒のもの※

 

今年の目標の一つに、塩分%を極める!!!
というのがあったので、それの第一歩として、

調味料の塩分濃度についてまとめてみようと思います。

 

まず、

「塩分1gに換算した時の調味料の重さ」の表について説明します

※※その前に、前提として、
「塩味の感じ方や好みの個人差」と「同じ調味料でも、商品によって生じる塩分含有量の差」はあります
その辺のことは、一旦置いておいて、平均的な数値で書いていきますので、
ご了承ください

 

①なぜ塩分1g?

人が好む塩分%は0.75~1%くらいで、飲んでおいしいと感じるお吸い物などは、塩分濃度は0.75%くらいです。
1%のお吸い物は、少し濃く感じるかもしれませんが、
塩分1%に完成した料理は、だいたいおいしく食べられるであろう。

ということから、塩分1%を軸に表にしました。

ちなみに、塩分%の例として

「キムチは2%、塩辛は6%、梅干しやアンチョビが20%」
で、「塩が約100%」ってことです。

 

②汁物を塩分1%にするには

塩と水で作る場合は、
水99gに塩1gを溶かすと塩分濃度1%になるます。

ざっくりいうと、「水100gに塩1g溶かすと塩分濃度1%になる」

 

では、「しょうゆ」なら???

表をみると、

しょうゆは、塩分1gの重さが6.7gである
しょうゆの6.7gは、約小さじ1である

「水100gにしょうゆ小さじ1を加えると、塩分濃度1%になる」


味噌は、塩分1gの重さが8.5gである
味噌の8.5gは、約大さじ1の半分である

「水100gに大さじ1/2の味噌を加えると、塩分濃度1%になる」

といったぐあいで、
表を見ながら、調味料を計ることで、塩分%を操ることができます

 

③その他の調味料は?

塩分濃度が高い調味料を抜粋した表が☝ですが、
それ以外のメジャーな調味料を含む表がこちらです

 

ではでは、さらに発展させて「おいしい汁物を作るときにーーー」

【具が入る場合はどうしましょう? 】

◍「水100gに野菜40gと塩1g」で作った場合、単純に考えると
100+40=140に対して塩1gの塩分%は、0.71%なので、おいしく感じる範囲内

 

◍「水100gに野菜80gと塩1g」だと
100+80=180に対して塩1gの塩分%は、0.56%なので、薄く感じると思います

 

◍「水80gに野菜60gと塩1g」だと

80+60=140に対して塩1gの塩分%は0.71%なので、おいしく感じる範囲内

 

なので、
・野菜と水の量を調整する
・塩の量を調整する

の、どちらかで、おいしい塩分濃度で仕上げることができます

 

【塩分を含む食材(竹輪やベーコンなど)の場合 】

食材からでる塩味を考えて、調味料は控えめにいれてみる!!!

 

【複数の調味料を入れる場合】 

表を見て分かるように、顆粒だしは、約小さじ1の量で、塩分1gくらいあるので、1人分の量を作るときは、入れすぎ注意&軸となる調味料を控えめに入れます。

 

【1人分の量×人数でいいのか?】

これは、数値で表すのが難しい。

ただ
・火を入れた状態で全体量が計れるのであれば、その重さに対しての塩分%の調味料を加えればおいしくできる。

・先に水と材料を計って、調味料を計算しておく。蒸発したした水分を見越して、計算した調味料より少な目に入れていって、味見して微調整する

といった感じで対応はできます。

 

こんな感じで、
汁物だけではなく、煮物や炒め物にも発展できると思います。
この話は、今度書いてみます。

 

塩分%おもしろい。。。。。

以上です。